Jes.H.Quistgaard/イェンス・クイストゴーが1959年から1960年にかけてデザインしたRelief/レリーフシリーズ。縦長のティーカップu0026ソーサーです。reliefはおそらく「立体的な浮き彫り細工」の意味だと思われます。凹凸のつけられた葉を並べたデザインで、釉薬の具合によってはっきりした模様になったり淡くぼんやりとした模様になったりします。釉薬の色自体にも濃淡の個体差があったり、明るめでベージュっぽいものや黄色が強めの黄土色など、1点1点が味のあるつくりに。そのあたりが、日本でも人気シリーズになっている理由でしょう。和の雰囲気も兼ね備えていますね。当初はKrojyde社で生産されたものですが、その後Nisse社のバックスタンプに変わり、1972年からはさらに買収したBig＆Grodahl社のバックスタンプとなって1980年代まで生産されたロングセラーでした（バックスタンプがないものは、Krojydeのスタンプが付けられる以前にシールが貼られていたもので、初期の生産です)。こちらのセットは刻印のない初期のもの1客と次の代のバッグスタンプのもの1客のセットです。20年ほど前に北欧のヴィンテージショップで購入してから当方は1度も使用せずコレクションとしてガラスケースに飾っておりました。ヴィンテージ品の為、製造当時からの汚れや相応の経年劣化はみられますがヒビ、カケはありません。　メーカー：Krojyde/Nisse/Big＆Grodahlシリーズ：Relief/レリーフデザイナー:Jes.H.Quistgaard/イェンス・クイストゴー年代：　　1960年頃-1980年代サイズ：　　カップ/W9(持ち手含む)×上部φ6.5×H8.2cm 容量約190mlソーサーφ15cmコンディション：カップ高台に茶色い付着物がありますが、ソーサーに置いた時には気づきにくいもの。その他少々の作りの粗さはありますが、全体的に良好なヴィンテージコンディションです。注意事項：微細な点や付着物、素地に元々付いた汚れ、色ムラや気泡痕などが発生しやすいシリーズですが、全てを図示したり文章で説明したりしませんので、画像でご判断くださいませ。画像以外にも微細な点やわずかな作りの粗さが見られる場合もあります。